Emacsの開発環境を整える。C言語の開発環境(ffapの設定)
C-x C-f
Emacsで上記のコマンドを入力すれば、ファイルを開くことが出来ます。URLの上で上記のコマンドを入力すると、そのURLを開いてくれる機能があり、その機能をC言語の開発に応用するのが、この記事の目的です。
#include "hoge.h"
さて、目標とする挙動は,hoge.hの上でC-x C-fをすると、そのファイルを開くことです。
(setq ffap-c-path '("/usr/include" "/usr/local/include"))
.emacsに上記のの一文を付け加えます。ここに、検索したいディレクトリを登録します。この設定で、
M-x ffpa-alternate-file
を"hoge.h"の上で実行するとhoge.hを開くことが出来ます。
最後に、以下のように適当にキーバインドを設定すれば完了。
(add-hook 'c-mode-common-hook '(lambda () (define-key c-mode-map "\C-xt" 'ffap-alternate-file)))
参考URL:
http://www.bookshelf.jp/soft/meadow_23.html#SEC226
関数へのジャンプはTAGSを使いましょう。
etags *.[ch]
関数または変数の上でM-.を実行すると、ジャンプ出来る。
- C-x 4 . :別ウィンドウを開いて、タグ・ジャンプする。
- C-x 5 . :別フレームを開いて、タグ・ジャンプする。
- M-*:タグ・ジャンプする前の位置へ戻る